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2017年6月7日

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Black point 松尾氏インタビュー (part2)

Part 1から続き

ーへーそうなんですね

「そうなんです。根本はサーフィンの乗った技術で勝負しろ‼︎見たいなところがあるんですよね。本当は真っ黒なウェットで白のボードでというのがソウルサーファーだって感じなんですよね。それが元々世界チャンピオンにもなったトムカレンっていうサーファーがスポンサーのロゴとか無視して一切つけずにコンテストに出ちゃって優勝しちゃって、スポンサーから大問題になったりとかしながらも、それぐらい表現ということにこだわっていたんですよね。それがホンモノっていう感じだったんですよね。」

ー日本の市場はやはりロゴものがメインですよね?

「そうですね。やっぱり売りやすいのとオーダーの際にロゴ無しでっては言いにくいんですよ。ブランド否定することになってしまいますから。」

ーブラックポイントさんでオーダーするとロゴ無しでオーダーできるんですか?

「そうです。真っ黒です。」

ーそれ以外のオススメのポイントはありますか?

「素材や機能は日本製だとそれほど差はないんだと思います。ただ国内工場でハンドメイドで直接やりとりをしながら仕上げていきますのでフィードバック的なこともすぐできます。また中間マージンが出ないので価格を抑えることができていますし、修理等のアフターケアも万全です。」

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ーbackwardlabにて目指すことは?

「普通のサーフショップではなく、バッグや洋服、アートなどと同列でヴィンテージボードを扱い、リペアし、乗るということを提案することで、ライフスタイルの一部として伝えていきたいと思っています。

ーここにはなんかリアルが存在しますよね。お金ではないというか、、、、

「ジョエル・チューダーってサーファーがいて、彼からも影響を受けているんですけど、もともとサーフDVDとかは音楽はこんな感じ、キャスティングはこれで撮り方はこんな感じってな具合にステレオタイプにパッケージされていたんです。それを打ち破るようにそのジョエルチューダーってサーファーが同じ業界でやっていても同じようなものしか生まれないから、全く別のとこらからいきたいって言い出して、、、

アート業界からのアプローチで1回ムービーを作ったんです。

ー監督をしたんですか?

「ええ。それがまた抜群にセンスが良くて。またマイケルホルスバンドっていう写真かなんですけど、アンディウォーホルとバスキアのエヴェレストのボクシングの写真を撮ってる人なんですけど、ニューヨークのバリバリのサーファーなんですよ。そのムービーのお披露目をパリでやったり。そういうセンスがすごく良くて。90年代にジョエルチューダーがマイケルホルスバンドと組みたいって話から始まり、、、。マイケルホルスバンドもサーフィンをすごく愛していたのでそのサーフィン業界の中心を撮れるっていうことになり、何しろジョエルチューダーは90年代にロングボードを復活させた人ですから。当時古くてダメダメだったロングボードを新しくかっこいいものに変えたんです。有名なドナルドタカヤマは彼のサーフボードをプロデュースしていて一緒に提案していったんです。

ー松尾さんはそのアート的アプローチをしたジョエル・チューダーのようなサーフィンに面白みを感じられたですね?

「はい。そこから全てが始まった感じです。いわゆるサーフィンアンドファッションという表面的なことではなくて、リアルにホンモノを体現していきたいですね。海外ではかっこよくても、日本に来るとどうしてこんなになっちゃうかなってお店も多いですから。扱うボードからスタッフまで重要だなって思います。身銭を切って今までいろんなところに行って追求してきた自分が思う一番の究極を提案していきたいです。ウェットもロゴ無しがいちばんかっこいいと。サーフボードはヴィンテージを直しながら乗っていくと。それが一番かなと思います。」

ーありがとうございました。

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松尾英範氏プロフィール

ストリートカルチャーとアートを融合させたライフスタイルの提案をテーマに日々その境界線を探る。自身が経験した中で現代アートとストリートカルチャーを融合させた一種究極のカルチャーである「ストリートサーフィン」

現代ストリートアーティストたちの日々の生活から滲み出るリアルな情景をサーフボードリペアを通して伝えていけたらと考えています。

平成19年    FLYINGオープン

アパレルを中心にサーフボード、ウェットスーツ、雑貨、家具までを扱うライフスタイル提案型ショップとしてオープン買い付けは年間6~10回アメリカ西海岸を中心に行う。この時カリフォルニアのすべての主要サーフスポットでサーフィンをする。またサンフランシスコにも通い現代アーティストバリーマッギーの 展示ボードを担当していたリオ・ゴールドマンからヴィンテージボードのリペアを習う。

平成25年       ライフスタイルショップ『GEE』をプロデュース     

植物とアートのギャラリー『BOTANICA』をプロデュース。平成25年6月全国紙WarpMagazineに注目ショップとして掲載。

平成26年      『MUNI STORE』オープン

FLYINGの店舗名を改め田町に再オープン。サンフランシスコのサーファー達とコラボレーションしウェットスーツを開発。日本国内の工場で生産し、サンフランシスコに輸出。